トゥルシー

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このところ毎年、生徒のHさんが育てた「トゥルシー」をもらう。彼女は植物を育てるのが得意。花の言葉がわかるのだ。
私はというと、いつも枯らしてしまったり。。そんな私も、今年はなぜか頂いたトゥルシーが元気だ。
この暑さ、このところのからっとした天気のせい?。インドの聖木トゥルシーは、やはり暑いのがお好き。昼間元気なく葉っぱをくるっと丸めていても、夕方には水もあげないのに復活している。
スイートバジルって言うそうだ。その名の通り、甘い香りがする。
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グルジーのお家では、玄関先に必ず有る。そして屋上にも、ある方角に向かって植木鉢が置かれている。(私は屋上の縁に置かれているトゥルシーを何度も風で落ちはしないかと心配でおろそうかと思ったのだか、横を見ると隣の家の屋上にも同じ状態で置いてあるのが見えた。)
日本では寒くなるので冬には枯れてしまうとHさん。そして毎年彼女は種から育ててくれるのだ。
今年は私も種を取っておこう。

二つの写真は少し色目も異なる。インドの方は、何時見てもそこに有るし、葉っぱも野性的で少し赤みがかっている。

ところでトゥルシーには思い出がある。
私はオディッシィを1990年の9月17日からグルジーのところで習い始めたのだが、それはインドに来てまだ10日ほど。英語ももほとんどわからない状態。
日本にも住んでおられた事のあるKさんが、グルジーのクラスに来られていたので、何もかも教えて頂く。

グルジーは、当時彼が住んでいた南デリーのジャガンナート寺院に咲いていたトゥルシーの葉っぱを持って来てくれ、(多分聖水も)「これを食べるように」とおっしゃった。
苦いその葉っぱを食べた後、グルジーからの祝福を頂き入門の儀式は終了。

「ところで、お菓子を持ってきましたか?」とグルジーに聞かれ、「いいえ」と私。心の中で「?」がいっぱい。「明日でも良いので持って来てくださいね」とのこと。

どういう事か?どんなお菓子を持って行くのか?早速Kさんに聞く事にした。
入門する際に、(神様への捧げもの?)としてお渡しするのらしい。どこでも似ている。
お菓子は、ベンガリーマーケットのスイーツ屋さん(2件有るのでどちらでも)で買うように。どのくらいの量でも良いとのこと。

お店に行くと、「何キロ?」と聞かれて面食らってしまう。。。重量で買うのだ。
次の日銀箔がぱらりとかかった、お菓子を持参。
そしてその次の日、「プラサドだよ」と私が持参したお菓子がクラスに戻って来て、少し持って帰る。「?」

そう、神様に捧げたお菓子を、お下がりとして頂く訳だ。
感覚が似ている。
インドがどんな国かも知らないまま渡った私。
何もかもが新鮮過ぎで毎日が驚きの連続だった事を思い出す。

インド的なやり方で、弟子として迎えてくださった事に今でも感謝している。
もう今は、そう言う事をやるのは、ほとんどないかもしれないなぁ〜。
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by mikis-odissi | 2012-08-09 04:52 | インド気まぐれ話 | Trackback | Comments(0)
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